スズメバチ

2014年のスズメバチに関する主なニュース



<12月>

ニホンミツバチを捕食する外来バチ、対馬全域に
長崎県対馬市で外来種ツマアカスズメバチが見つかった問題で、環境省九州地方環境事務所(熊本市)は、
対馬全域で分布が確認されたとする調査結果を発表した。
ツマアカスズメバチは体長2〜3センチ。
全体的に黒色で、繁殖力が強く、ヨーロッパやインド、中国、韓国などに広く分布している。
対馬では昨年6月、島北部の上県町で見つかった。
国内での生息確認は初めてで、ニホンミツバチを捕食するため島の養蜂や生態系への影響が懸念されている。

調査は、夏期(7月24日〜8月5日)と秋期(9月27日〜10月9日)の2回行われ、
誘引剤を入れた捕獲器を全島の計138か所に設置した。
同事務所によると、夏期に109匹、秋期に440匹を捕獲。
島南部の厳原町豆酘つつでも捕獲されており、分布域が全島に広がっていることが分かった。
ただ南部は捕獲数、捕獲率とも低く、生息密度は北部に比べて低いとみられる。

環境省は、来年度以降も同様の調査を続ける予定。
今年度中に特定外来生物に指定するための手続きも進めるという。


<11月>

坂本一生 スズメバチ駆除や指輪探しも請け負う便利屋に転身
かつて芸能界を賑わせたあの人が今、意外なところで活躍している──。
人気俳優・加勢大周が独立後に以前所属していた事務所と芸名の所有権をめぐって争うという騒動のなか、
その事務所側から新たに「新加勢大周」の芸名でデビュー。
20日後には現在の名前に改名するという、波瀾のスタートを切った坂本一生さん(43才)。

マッチョな体がウリで主にスポーツ番組に出演していたが仕事にあまり恵まれず、
プロレスラーになったり、トラック運転手になったりとさまざまな職を転々とした。
そして今は、全国展開する「便利屋!お助け本舗」の取締役。現場にも行って汗を流す。
きっかけは2011年3月11日の東日本大震災だった。

「茨城県水戸市の友人宅に遊びに行っていた時に被災しました。
電車が動くまでの10日間、友人宅に泊まって、復旧作業のお手伝いをしようと思ったんです。

お年寄りは80kgのがれきを持てないけど、ぼくにはできる。
倒れた塀をその人の敷地内に運んであげるなどしていました。
そうして復旧作業を手伝っていると、あるおばあちゃんが“ありがとう”と言って、
昆布のおにぎりを持ってきてくれたんです。
すごくおいしかったし、すごく嬉しかった。しばらくして知人が便利屋を始めたので、
“人のために役立つ仕事だから、ぼくもやろう”と思ったんです」

震災から4か月後に就職した便利屋でさまざまな依頼をこなしてきたが、
いちばん大変だったのは、スズメバチの巣の駆除だった。
「駆除専用の装備がなかったんですが、断ると依頼者にリピーターになってもらえないと思って。
フルフェイスのヘルメットをかぶり、冬のジャンパーを何重にも重ね、
軍手の継ぎ目をガムテーブでぎちぎちにとめて臨みました。
夏だったので暑いのなんの。
巣はバスケットボールの倍くらいの大きさで、全身にスズメバチが群がってきた時は本当に怖かった。
なんとか1人で作業をやり終えましたけど、スズメバチは専門業者に頼んだほうがいいですよ(苦笑)」

この仕事でやりがいを感じるのは、人の役に立てたと実感する時だ。
2011年10月、夫の形見の結婚指輪をなくしたという80代女性からの依頼があった。
5LDKの広い木造家屋を朝から探し回った。
たんすの裏、机の中、どこをどう探してもどうしても見つからなかった。
「結局日が暮れてしまって、おばあちゃんが作ってくれた夕食をごちそうになったんです。
その時、なすの漬け物を出されて、“もしかして?”と思い、
糠床の中を探したら、あったんです! おばあちゃんは半べそをかきながら感謝してくれましたね」

女性は、「ありがとう、おじいちゃんに怒られるところだった」と坂本さんに感謝した後、
綺麗に指輪を洗うとケースにしまって仏壇に置き、静かに手を合わせていたという。
女性は坂本さんの名前さえ知らなかっただろうが、一生彼のことを忘れないだろう。


<10月>

スズメバチ活発 駆除増加
秋の繁殖期でスズメバチの活動が盛んになり、県南を中心に駆除依頼が増加傾向にある。
自治体の担当職員によると、ハチが活動範囲を広げ、
巣を見つけられずに駆除できないケースも増えているという。
専門家は、「巣を駆除できなければ対策は難しい。寒くなり、いなくなるのを待つしかない」としている。

取手市東の市立取手小学校の校門付近で今月3日、5匹ほどのスズメバチが飛んでいるのが見つかった。
同校は市教育委員会を通じて業者に駆除を依頼。
付近で巣は見つからなかった。
離れた森林にある巣から餌を求めて飛来しているとみられ、薬剤をまいたり、
捕獲したりするのも効果は期待できないという。

児童は登下校時、別の門を通っている。田崎均教頭は、
「子どもたちに危険が及ばないよう、近づかないようにして様子を見るしかない」と話す。

県南地域や千葉県で駆除に当たる蜂バスターズ(取手市)の西尾誠専務は、
「今年は、駆除件数が過去最多だった昨年よりも2割ほど多い」と指摘。
大雪などの影響で女王バチが冬眠から覚めるのが遅かったため、春先の寒さで死ぬことなく、
順調に巣作りできたことが大きいとみられるという。

駆除業者らでつくる県ペストコントロール協会(水戸市)の梅沢謙二会長によると、
今年は全体的には少なめだが、「取手、つくば、牛久市などでは例年並みか、
例年以上の駆除件数の報告がある」としている。

市民からの駆除依頼の一部を行う牛久市。
市環境政策課の大串知子さんは、「巣が見つからず、樹液に集まっているだけというケースが増えている。
樹液をラップや紙粘土で覆っても別の場所に移り、解決につながらない」と頭を悩ます。

昨年まで森林総合研究所でスズメバチの研究を続けてきた同研究所北海道支所の牧野俊一支所長は、
「活動が盛んな11月末までは警戒が必要だ」と強調。
「薬剤も効果は短く、個別に駆除してもきりがない。
看板を立てたり、ロープを張ったりして近づかないようにし、
いなくなるのを待つのが一番の対策だ」としている。


TVのハンター番組にはヤラセも…これがスズメバチ駆除の最強テク
9日午前11時20分ごろ、兵庫県たつの市揖西(いっさい)町の山道で、
ハチに刺された男性がいると119番があった。
たつの署によると、刺されたのは同市揖西町、無職の白谷好弘さん(79)で、
頭など十数か所を刺され、搬送先の病院で死亡した。

白谷さんは植物を採るため山を訪れていた。
近くの衛生処理場職員が、スズメバチとみられるハチに群がられた状態でうずくまっている白谷さんを見つけた。

スズメバチは山の中だけではなく、民家にも巣を作る。
この時期、巣の大きさは最大となる。
自分で撤去しようとせず、業者に任せるのが一番安心だ。
業者はスズメバチをどう退治するのか。

東日本の総合害虫駆除「トゥルーテック」代表取締役の河野広氏(43)は
「スズメバチ退治の必殺技は、姿を現す前に倒すこと。スズメバチの巣は出入り口が1つだけ。
防護服を着て10センチまで接近。スプレーで薬剤を穴からかける。中に薬が充満して全滅」と語る。

スプレーは両手に1本ずつ持って、周りで飛ぶハチをもう1本のスプレーで撃墜しながら作業を進める。
「巣を制圧しても、出かけていたハチが戻ってくる。この『戻りバチ』は粘着テープで捕まえる」(同)

巣のあった場所にハチを貼り付けたテープを設置。
戻りバチは仲間に近づいてくるので、こいつもベッタリと捕獲されるという寸法だ。

ちなみに、テレビで見かける「スズメバチの恐怖! 駆除の現場に密着」のような番組は「やらせ」が多いという。

「ハチが巣の中からわんさか出てきて飛ぶシーンは迫力があって絵になるのだろうが、
プロはハチが出る前に殺す。テレビ用の演出だ」と河野氏。
駆除に素人が手を出すと痛い目に遭うのがオチだ。
「遠距離でも届く殺虫スプレーを使ったが、巣の中からハチがワンワン出てきて、近所の人が刺された」

この時期がハチに最も注意すべきとき。
河野氏は「働きバチは越冬できない。
餌もなくなって、腹が減って気が立っている。
10〜11月にかけてが一番凶暴になっている。
少しでも巣に振動を与えると攻撃してくる」と指摘した。


男児5人、クロスズメバチに頭など刺され病院に
17日午前11時頃、山形市岩波の西蔵王公園「バーベキュー広場」で、
野外学習に来ていた山形市立金井小1年の男児5人がハチに頭や腕を刺され、市内の病院に搬送された。
いずれも軽症という。
公園を管理する県は、現場付近の林の立ち入りを当面規制し、注意を呼びかける。

山形署の発表によると、現場には同小の1年生ら児童149人と教諭ら8人がいた。
山形市教委と同小によると、ハチは体長約1センチのクロスズメバチとみられる。
男児たちは遊具がある広場の付近で木の葉や実を採取していたところを刺された。
頭を刺された男児の1人が泣きながら担任に駆けより、
周囲の児童らが「大丈夫」と心配そうにしていたという。

同校は野外学習を途中で切り上げた。
江口俊和教頭は「子供たちに申し訳ない。今後、対策を講じたい」と話した。
県教委によると、県内で児童生徒がハチに刺される事故の報告は今年初めて。
昨年9月には、酒田市で小学生3人が校外学習中に刺される被害があった。

害虫駆除業「中央白蟻研究所」(山形市瀬波)の栗原光生さん(45)は、
「10月から11月中旬にかけて新しい女王バチが生まれるため、ハチは巣を守ろうとして攻撃性が高まる。
慌てず、静かに後ずさりして立ち去ることが必要」と話している。


スズメバチ活発、駆除増加…茨城
秋の繁殖期でスズメバチの活動が盛んになり、茨城県南を中心に駆除依頼が増加傾向にある。
自治体の担当職員によると、ハチが活動範囲を広げ、
巣を見つけられずに駆除できないケースも増えているという。
専門家は、「巣を駆除できなければ対策は難しい。
寒くなり、いなくなるのを待つしかない」としている。

取手市東の市立取手小学校の校門付近で今月3日、5匹ほどのスズメバチが飛んでいるのが見つかった。
同校は市教育委員会を通じて業者に駆除を依頼。
付近で巣は見つからなかった。
離れた森林にある巣から餌を求めて飛来しているとみられ、薬剤をまいたり、
捕獲したりするのも効果は期待できないという。

児童は登下校時、別の門を通っている。
田崎均教頭は、「子どもたちに危険が及ばないよう、近づかないようにして様子を見るしかない」と話す。
県南地域や千葉県で駆除に当たる蜂バスターズ(取手市)の西尾誠専務は、
「今年は、駆除件数が過去最多だった昨年よりも2割ほど多い」と指摘。
大雪などの影響で女王バチが冬眠から覚めるのが遅かったため、春先の寒さで死ぬことなく、
順調に巣作りできたことが大きいとみられるという。

駆除業者らでつくる県ペストコントロール協会(水戸市)の梅沢謙二会長によると、
今年は全体的には少なめだが、「取手、つくば、牛久市などでは例年並みか、
例年以上の駆除件数の報告がある」としている。

市民からの駆除依頼の一部を行う牛久市。
市環境政策課の大串知子さんは、「巣が見つからず、樹液に集まっているだけというケースが増えている。
樹液をラップや紙粘土で覆っても別の場所に移り、解決につながらない」と頭を悩ます。

昨年まで森林総合研究所(つくば市)でスズメバチの研究を続けてきた同研究所北海道支所の牧野俊一支所長は、
「活動が盛んな11月末までは警戒が必要だ」と強調。
「薬剤も効果は短く、個別に駆除してもきりがない。
看板を立てたり、ロープを張ったりして近づかないようにし、いなくなるのを待つのが一番の対策だ」としている。


凶暴スズメバチ、人の生活圏に迫るワケ
秋のシーズンに凶暴化するスズメバチ。今年、神奈川・横須賀市では、
例年の4倍にもなるスズメバチの相談が寄せられているといいます。
本来、山間部に生息していたスズメバチが、民家の周辺に巣を作るワケとは…取材しました。

ハチの中でも最強と言われるスズメバチ。
この時期は、子育てをしているため、特に凶暴になっているといいます。
毎年、ハチによる刺傷事故は、後を絶ちません。
去年、全国の死亡者数は24人。
その大半がスズメバチによるものだといいます。

今年、神奈川・横須賀市周辺ではそのスズメバチが異常発生。
保健所では、市民からの、ある電話相談の対応に追われていました。

担当者「2階の軒下…はい、気付いたのっていつぐらいですか?」
スズメバチの駆除の相談です。
生活衛生課・澁谷主任「今年の相談件数は、1290件ほど寄せられています。例年の3〜4倍の数です」
キイロスズメバチやコガタスズメバチの巣の撤去の相談がほとんどで、民家の屋根裏や軒下にできているといいます。

取材班は、スズメバチハンター歴28年の堀川さんの駆除作業に同行させてもらいました。
横須賀市からの依頼を受けてやってきたのは、住宅地の一角にある空き家です。
堀川さん「そちらのお宅の裏に、かなり大きなスズメバチが巣を作っているので、それを駆除しに行きます」
10日ほど前、近所の住民がハチに頭と指を刺されたといいます。
刺された住人「痛いというより熱いという感じ」「4〜5日痛かったね、頭と指の両方が」

刺激しないよう、巣の場所に案内してもらうと―
取材班「あー、あそこ!うわあ、大きいですね」
軒下にあったのは、キイロスズメバチの巣です。
スズメバチの中でも、特にどう猛で攻撃性が強いというキイロスズメバチ。
刺されたら最悪の場合、死に至るといいます。

近くの住民が見守る中、いよいよ駆除が開始されます。
まずは、粘着シートで、巣穴を塞ぎ、中と外からスズメバチを捕らえていきます。

堀川さん「見えますか!どんどん付いていますよ!だんだん表を飛んでいる数は減っていきます」
そして、巣の中の残りは薬剤で駆除。巣の根元を削り落として、ものの20分で撤去は完了しました。
最後に、巣があった場所に新たな粘着シートをセット。
巣に戻るハチの習性を利用し、まだ飛び回っている残りを、1匹残らず壊滅させます。
巣の大きさは全長約45センチ。
推定600匹のスズメバチを退治しました。
8〜9月の2か月間で、横須賀市内で駆除されたスズメバチの巣の数は600個以上。
その大半が民家でした。

スズメバチは、横須賀市だけでなく横浜市でも大量発生しているといいます。
民家の軒下にあったのは、これまたキイロスズメバチの巣です。カメラを近づけてみると―

取材班「うわ!すごい!すごい数のスズメバチが巣から出てきました!」
横浜市内のハチの巣の相談件数は、例年に比べて、今年は1・5倍。
8月のピークは過ぎたもののまだ巣の駆除依頼があるといいます。
しかし、なぜ今年、横須賀や横浜周辺で相談件数が急増しているのでしょうか。

スズメバチを研究して40年の中村さんは“今年の梅雨の時期の気候”が関係している、と分析します。
専門家「5月から6月中旬くらいまでの気温があまり低くならない、それから長雨がない。
この2つで巣が順調に育つのですね」

女王バチが巣作りをする梅雨の時期。
長雨が続くと、エサや巣の材料を集めるのに負担がかかります。
今年は雨の日が少なかったことで、“巣作りをしやすい環境にあった”というのです。
さらに、異常発生のワケは、エサとなる食べ物にあるといいます。
中村さん「人間が捨てたもので、肉的なものであれば巣に持って帰っちゃう」
雑食性のスズメバチ。近年、キイロスズメバチやコガタスズメバチは、
人間が出した生ゴミをエサに人間の生活圏の環境に適応しているといいます。
ちなみに、中村さんによると、大好物は「生イカ」とのこと。
新たな女王バチの育成中で神経質になっている、この時期。
まだまだ、スズメバチに注意が必要です。


男子高生15人スズメバチに刺される 群馬
16日午後、群馬県高崎市で男子高校生15人がマラソンの練習中にスズメバチに刺され、病院に搬送された。
県立高崎高校などによると、16日午後1時半過ぎ、1年生の男子生徒約80人が体育の授業中、
高校の周りでマラソンの練習をしていたところ、15人が頭などをスズメバチに刺された。
15人は病院に搬送されたが、いずれも軽傷だという。
高崎市はスズメバチの巣を発見し、16日夕方、周辺の駆除作業を終えたという。


<9月>

スズメバチの大群に襲われ89歳男性死亡 奈良・葛城
奈良県葛城市加守のあぜ道で28日午後、同市に住む無職男性(89)が倒れているのを孫の女性が発見。
男性は30日未明、入院先の病院で多臓器不全で死亡した。
奈良県警高田署によると、男性は発見時に「スズメバチ20〜30匹に刺された」と話していたという。

現場は奈良県と大阪府にまたがる二上山(にじょうざん)のふもと。
同署によると、男性は28日昼前頃、家族に「サカキを取りに行く」と外出したが帰りが遅かったため、
孫の女性が探しに出たところ、午後0時50分ごろに倒れているのを見つけ、119番した。


雲仙登山でスズメバチに刺される 男女8人搬送
28日午後2時頃、長崎県雲仙市小浜町の雲仙岳の麓付近で、
登山をしていた県内の男女8人(50〜70歳代)が、スズメバチに顔や手などを刺された。
病院に運ばれたが、いずれも命に別条はない。
県警雲仙署によると、14人で登山をしていた。

九州大の多田内ただうち修特任教授(昆虫学)によると、
9、10月はスズメバチの数が増え刺される危険性が高い。
「香水などにおいがするものをつけず、白い帽子をかぶることなどが身を守るのに有効」と指摘する。


スズメバチ:成田で草刈り中に刺され1人死亡4人けが
19日午前11時20分ごろ、千葉県成田市八代の林で
「草刈り作業中の男性5人がハチに刺された」と119番があった。
5人は病院に搬送されたが、作業員の男性(55)が死亡し、別の男性(68)が重傷。
20?40代の3人が軽いけがをした。
市消防本部などによると、5人は高圧線鉄塔の周辺の草刈り作業をしていた。
市環境衛生課は付近に生息するオオスズメバチに刺されたとみて、
土中の巣に薬剤を注入するなどの駆除作業を行った。


まるでオブジェ スズメバチが食べ尽くしたリンゴ 秋田
皮と芯だけを残してスズメバチが平らげたリンゴの実を、
秋田県横手市平鹿町醍醐でリンゴ園を営む高橋喜恵子さん(62)が撮影した。
ハチたちが入念に実を食べ尽くした跡は、さながらオブジェのようだ。

高橋さんは、夫の政一さん(63)とともに0・6ヘクタールの農園でリンゴを栽培している。
リンゴが色づき始めるこの時期は、スズメバチも農園に飛んで来る。

リンゴは直径8cmほどの「つがる」で、3、4匹のスズメバチが3日がかりで平らげたという。
ハチの食べ跡が少しだけ残る実は数多いが、丸ごと食べ尽くしてしまうのは珍しいという。

スズメバチがりんごに作ったアートオブジェ


イギリス、数ヶ月ぶりにベッドルームに入ったら5000匹のハチがお出迎え
英紙「デイリー・ミラー」の8月27日付報道によると、
イギリスのハンプシャーで女性が数ヶ月使っていない自宅のベッドルームに入ると、
5000匹のスズメバチが布団と枕に巣を作っているのを見つけた。

駆除に来たJohnBirkett氏は「45年間、こんなおぞましい光景を見たことはない。
ハチの数が5000匹に及ぶとは。
駆除するのは大変だ、防護対策を取らなければならない」と言った。

この女性は「しばらくハチの音が耳から離れなかった。
もしお客様が何も知らない状況で部屋に入ると、どうなっていたことか」と語った。
ハチはすべて殺され、部屋はハチの死体だらけだ。

ベッドルームに5000匹のスズメバチ


空梅雨でスズメバチ急増…墓参は蜂に注意
今年は空梅雨でスズメバチが急増し、墓参にはハチに刺されないように注意が必要だ。
健康保険審査評価院はハチに刺されて病院を訪れた患者が、2009年には9千6百人余りだったが、
昨年は13万2百人余りで、最近5年間で38%増加したと明らかにした。
また月別には、秋夕や残暑が厳しい9月に最も多いと集計された。


「蜂に襲われ呼吸困難」と通報、ヘリで男性救助
14日午前11時5分頃、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷栃尾の北アルプス錫杖岳(2168メートル)で、
「登山中の男性が蜂に刺されて呼吸困難になった」と119番があった。
約30分後、県警ヘリで救助されたが、男性は背中や手など6か所を刺されて軽傷。

高山署の発表によると、男性は同日午前10時10分頃、「錫杖の岩小屋」付近(標高約1600メートル)で、
沢沿いのササやぶを分け入って進んでいたところを突然、クロスズメバチの群れに襲われたという。
男性の登山歴は15年。


<8月>

スズメバチに刺され13人搬送 横浜・緑区
24日午前10時15分ごろ、横浜市緑区新治町の「新治市民の森」で
「10人以上がハチに刺された」と119番通報があった。

神奈川県警緑署によると、森を散策中だった40〜80代の男女15人ほどが肩や腕などを刺され、
うち13人が病院に運ばれたが、いずれも軽傷。付近で見つかった巣から、
スズメバチに刺されたとみられる。

現場は山中にある遊歩道で、当時は川崎ウオーキング協会の催しで約300人が訪れていた。
森を管理する横浜市は、業者に依頼し、スズメバチの巣2つを駆除した。
現場周辺を通行止めにして、数日間様子を見る予定という。


スズメバチの巣作り盛ん 熊本市に相談急増
熊本市に寄せられるスズメバチに関する相談が急増している。
猛暑だった昨夏に巣が増え、多くの新女王蜂が誕生して越冬。
今夏の巣作りが盛んになっているとみられる。
刺されると人命が脅かされるだけに、市は注意を促している。

市生活衛生課によると、4月から8月19日までに受け付けた相談は計180件。
前年4〜8月の138件を大幅に超えた。相談の大半は「自宅や空き家の軒下、樹木などに巣を作った」との内容だ。

スズメバチの巣作りは夏から秋にかけて活発になる。
熊本博物館の清水稔学芸員(43)は「スズメバチは秋に生まれた新女王蜂が翌年に巣を作る。
昨夏は暑かったため、巣作りの環境は良好だった。
新女王蜂が増え、今年の巣の多さにつながった」と分析する。

秋にかけて、活発に餌を探して巣作りに励むスズメバチは攻撃性を増す。
草刈り作業中などに巣に気付かずに壊し、急襲されるケースもある。
黒色を攻撃する習性があるため、白っぽい帽子や服装が襲われにくいという。

市は、スズメバチに遭遇した場合の注意点として
(1)身をかがめ、ゆっくり離れる(2)手で振り払ったり、走って逃げない(3)巣に近づかない−を挙げ、
巣の駆除は民間業者への依頼を勧めている。


高校サッカー部員11人、スズメバチに刺される
14日午前10時半頃、甲府市和田町の湯村山遊歩道をランニングしていた
甲府城西高校のサッカー部員11人がスズメバチに刺された。
11人は同市内の病院に運ばれたが、いずれも軽傷という。

甲府署の発表によると、刺された場所は、同市緑が丘の緑が丘スポーツ公園から約1.2キロ登った地点。
1〜3年生の11人が数匹のスズメバチに顔などを刺されたが、自力で同公園に戻り、救急車で搬送された。

同校によると、サッカー部は13〜15日の日程で校内合宿中で、
この日は部員69人が同公園から北の千代田湖まで練習のためランニングをしていた。
同部の顧問と副顧問がそれぞれスタート地点とゴール地点で待機しており、
スズメバチに刺された生徒が携帯電話で顧問に連絡。顧問が119番したという。

高校生がハチに刺されたことを受け、県県有林課は同日、遊歩道の管理を委託している
「武田の杜サービスセンター」に巣の駆除を依頼。
同センターの職員が遊歩道沿いにあった生徒を刺したとみられるハチの巣を駆除した上で、
周辺を立ち入り禁止にした。


スズメバチにご用心 市役所に駆除要請殺到
千歳市内で今夏、スズメバチの活動が活発化している。市役所に駆除要請が殺到し、
4月から8月15日までで前年同期を38件上回る286件となった。
千歳の7月の平均気温は30年平均値(18.3度)を上回る20.2度。
気温が25度以上の「夏日」は18日あった。
スズメバチは25度以上で行動が活発になり、20度以下で鈍るといわれており、これを裏付ける。
市は「巣を発見したら近づかず、市役所に連絡を」と呼び掛けている。

市民生活課環境係に市民から寄せられた駆除要請は、4月が1件(昨年0件)、5月が5件(同5件)、
6月80件(同66件)、7月107件(同78件)、8月は15日現在92件(同99件)。
例年この時期は、新しい女王蜂が巣作りをする分派期に当たり、活動の最盛期。
昨年を上回る勢いという。

駆除要請は、東丘から支笏湖まで、住宅地をはじめ市内全域にわたっている。
巣は、住宅だと軒下や床下の換気口、庭木などにつくられる例が多い。
大きさはソフトボールやメロン大から20センチ級までさまざま。
一つの巣(3層)に幼虫を含め数百匹いるという。

長年スズメバチの駆除を担当する、千歳市内のクリーン開発の下園六雄さんは
「分派期は週に一度は家の周りを見回って、雑草は刈り取り、
ツツジやエボタなどの低木や生け垣は目の高さよりも下に注意する。
庭いじりの前には長い棒を使い、茂みに巣の有無を確認するように」と注意喚起する。

特に市街地や住宅地では、甘い匂いのエボタや餌となるものが多いごみステーションに集まりやすいという。
下園さんは「スズメバチを見つけたらすぐに市に連絡を。
万一刺されたら氷か水で冷やすこと」と呼び掛けている。

市は、ホームページでスズメバチの対応について紹介しているほか、
一般住宅(店舗併用住宅も)は駆除費用を負担している。


凶暴スズメバチ、対馬に上陸…養蜂など被害
繁殖力や攻撃性が極めて強く、海外で人や養蜂への被害が問題になっている「ツマアカスズメバチ」が
長崎県の対馬で初めて見つかり、環境省は駆除などの対策に乗り出した。
同省は「九州や本州に上陸すれば、一気に国内に広がる恐れがある」と見ており、
年内に特定外来生物に指定したいという。

このハチは中国や東南アジアなどが原産で、体長は2〜3センチ。
昆虫やクモを食べ、特にミツバチを好む。

山林だけでなく都会のマンションなどにも巣を作り、台湾やマレーシアで刺されて死亡したケースもあるという。
毎年10キロ以上のペースで生息域を拡大すると言われ、
海外では、この10年ほどの間に韓国や欧州各国で見つかっている。

対馬で生息を確認したのは昨年で、56個の巣が見つかった。
韓国との定期船から上陸したとみられる。


スズメバチに刺されて毎年20人死亡 突然の悲劇を避けるための5つのポイント
英国で、4人の子を持つ妊娠中の女性が、蜂に刺されて死亡するという事故が起こりました。
亡くなったのは、サラ・ハーキンズさん、32歳。妊娠21週の妊婦でした。
お腹の中の女の子と4人の子どもを夫のエリックさんに残して、あまりにも早く逝ってしまったのです。

蜂に刺されたら数十分から数時間で死に至る
実は、日本でも、林野庁によると全国で毎年20人強の方が蜂刺されで亡くなっているといいます。
国立感染症研究所感染症情報センターのサイトには、
「健康な人に突然訪れる死であり、また多くの症例では数10分から数時間で致死する」とあり、
非常に恐ろしいことです。

蜂に刺される危険性が一番高いのは、蜂の巣が最も発達し、蜂の数が多い時期。
アシナガバチは7〜8月、スズメバチは、7月〜10月。
山などに出かける機会も多い、まさに今、注意したい季節なのです。

蜂に刺されないようにするための5つのポイント
では、どのようなことに気をつけたらよいのか、
林業・木材製造業労働災害防止協会のサイトの情報を元にまとめてみました。

・巣に近寄らない。 巣を刺激したり、震動を与えない。
・スズメバチは黒い物にもっとも激しく反応し、攻撃を加えるので、黒い衣類は身につけない。
 できるだけ白色系にする。さらに衣類だけでなく、黒い長靴、カメラ等も攻撃するので注意。
・身体の露出部(腕、手、顔)と動きのある部位が刺されやすいので、
 長袖・長ズボンなど、なるべく身体を露出しない。
・においも蜂を刺激し、攻撃の対象となるので、香水等の化粧品、体臭、汗に気をつける。
・野外でジュースや飲料水を飲んでいるとき、スズメバチが近寄って来て缶の中にもぐり込み、
 口や唇を刺されることがあるので十分に注意。

もし刺された場合は速やかに対処
もし、蜂に刺された場合は、以下のような対処をする必要があります。

(以下、佐渡市消防本部ウェブサイト「ハチに刺されたときの応急手当」より引用)

次の手順で処置を行い、安静にします。
20〜30分ほど様子を見て、異常がないようならひとまずは安心です。
途中で様子が少しでもおかしいと思ったら、直ちに医療機関に受診してください。

1. 刺されたらその現場からすぐ数十メートル離れる。(巣から離れる)
2. 刺された傷口を流水でよく洗い流す。ハチの針が残っている場合は、
 指でつまんで毒液を再注入しないようにそっと抜く。
3. 爪などで傷口周囲を圧迫し、毒液をしぼり出す。
 (ハチ毒は水に溶けやすいので、傷口から毒液をしぼり出すように、もみながら流水にさらすと効果的)
4. 抗ヒスタミン剤を含むステロイド軟膏などがあれば塗布する。
5. 濡れたタオル等で冷やし、安静にする。

なお、アナフィラキシーといわれる、急性アレルギー反応によって死に至ることもあるので、
様子がおかしい場合は、救急車を呼びましょう。


<6月>

大分)スズメバチ駆除の防護服、無料貸し出し 九重町
 スズメバチの巣作りが活発になる時期を迎え、九重町は、
巣の駆除に役立つ防護服を2着購入し、無料貸し出しを始めた。
町内ではスズメバチに刺されて医療機関で治療を受ける例が年間100件を超え、
救急車で搬送された例もあるという。

スズメバチの巣の駆除に使う防護服は、ヘルメット付きフードとつなぎ服、専用手袋、長靴のセット。
服の表面は蜂が滑りやすくなっており、刺されやすい屈曲部にはパッドが入って蜂を寄せ付けない構造だ。

町内ではスズメバチの被害が増えている。
女王蜂の産卵で巣が急拡大する7月から秋にかけ、草刈り中に刺される例、
天井裏や軒先の巣に出入りする蜂に攻撃される例が多い。
専門業者に依頼すると数万円の費用がかかるため、
自前のカッパや手袋をつけて駆除しようとして刺される人もいる。
昨年9月の議会でもスズメバチ対策が取り上げられ、防護服の効果などを町が検討してきた。
購入費用は2セットで22万円余だ。

貸し出しを受けられるのは、家や所有する土地に巣をつくられた人や、
その人の代行で駆除する人で、貸出期間は7日間。町危機管理室の武石啓治室長は
「スズメバチの巣は危険な場所にあったりするので、安全に十分配慮してほしい」と話す。
今後、利用が多ければ防護服を増やすことを考えるという。

町によると、県内では由布市(7着)、佐伯市(5着)、豊後高田市(消防本部、2着)、
玖珠町(2着)で貸し出されており、貸出件数は多いところで年間100件を超えているという。

防護服


殺人スズメバチが対馬定着 中国原産 遺伝子は韓国 養蜂産業や在来種に悪影響
原産は中国、遺伝子は韓国という凶暴な昆虫が日本に侵入、深刻な問題になりつつある。
長崎県対馬に定着した外来種の「ツマアカスズメバチ」で、人間も襲うどう猛さから「殺人バチ」とも呼ばれる。
ニホンミツバチなどが餌になるため養蜂産業への打撃や在来種への悪影響が懸念され、関係者は対応に追われている。

全身は黒で、頭と腹部分が赤く、体長は最大で3センチ。
雑食で繁殖力が強く、巣を刺激すれば人間を追尾する。
攻撃性の強さで知られるツマアカスズメバチ。
欧州や韓国では生態系への影響が懸念され、人間への被害も問題化している。

スズメバチの生態に詳しい京都産業大学の高橋純一准教授は
「中国原産で、2003年に韓国に侵入した。対馬には物資に紛れて12年に入ったとみられる。
(対馬のものは)DNA解析からも韓国産ということが分かっているが、
ツマアカスズメバチはミツバチが好物のため、養蜂に大きな影響が出る可能性がある」と危ぶむ。

長崎県対馬は、養蜂文化の伝承地で、希少なニホンミツバチの生息地として知られる。
生産品は国産蜂蜜の中でも1割に満たない貴重品だ。

対馬では昨年秋、ツマアカスズメバチの巣が56カ所で確認され、
すでに30カ所ほどを撤去しているが、完全駆除には至っていない。

「日本のスズメバチであれば、高くても5メートルほどなので、はしごなどで駆除できるが、
ツマアカスズメバチは10〜30メートルの高い木などに巣をつくるため、
クレーン車や高所作業車が必要で(駆除、撤去が)とても難しい」と高橋氏。

薬剤散布による駆除方法も検討されてはいるものの、「在来種への影響から、実施までには時間を要す」。
現時点では、地道に巣を見つけ、撤去・駆除していくほかに対策はないという。

対馬市総合政策部市民協働・自然共生課は「対馬島内での駆除・対策を進めると同時に、
九州・本土への拡散は必ず食い止めなければならないと考えている」と危機感を募らせる。

高橋氏は「対馬からだけではなく、中国や韓国から直接、船の貨物にまぎれて本州、
九州の港に入る可能性もある。
実際にフランスには、中国から船の貨物にまぎれて持ち込まれたと言われている」とし、こう続ける。

「韓国では、山間部よりも都市部や住宅街で増えやすい傾向があるので、日本でも同じようになる可能性が高い。
本州、九州に入ると、ミツバチを襲うので、養蜂産業全体に大きな影響が出る恐れがある」

長崎県は環境省と協力し、侵略的外来種の押さえ込み対策の検討を開始。
4月には「平成25年度対馬におけるツマアカスズメバチ侵入状況調査及び
防除手法検討業務報告書」をまとめ、長崎県自然環境課は
「この報告書を基に対策を検討し、早期に対応していきたい」と明かす。

肺がんなどを引き起こす微小粒子状物質「PM2・5」にとどまらず、
殺人バチまで飛来させるとは、はた迷惑な隣人だ。

殺人スズメバチ


<5月>

スズメバチの捕獲開始
昨年、金沢区内でスズメバチに刺された人数は21人。
区ではスズメバチによる被害を減らそうと、4月16日から女王バチの捕獲調査に乗り出した。

5月14日、金沢動物園内にある木の、高さ4mほどの場所にしかけられた誘引剤が引き下ろされた。
焼酎と黒砂糖、酢などで樹液の成分に似せて作られた誘引剤の中には大量のスズメバチ。
その後、区職員が容器に移し替え種類の判別作業に取りかかった。

女王バチの捕獲調査を行うのは横浜市内で保土ケ谷区(2012年度?)に続いて2例目。
同区や他自治体で有効だった方法を参考に進められている。
「被害を減らすためには巣を減らすこと。そのためには女王バチの捕獲が必要」と
話すのは区福祉保健センター生活衛生課の玉崎悟課長。
女王バチの活動時期に合わせ、6月中旬まで2週間に一度誘引剤をしかけ調査を行っている。
設置場所は金沢動物園のほか、長浜公園や住宅街などの9カ所。
第1回の調査では65匹、今回は191匹、合計256匹の女王バチが捕獲された。

玉崎課長は「スズメバチによる被害が1件でも減らせれば。
家庭にも応用できるよう調査を進めていきたい」と話す。
今後も、スズメバチの行動パターンや生態系への影響を分析しつつ、
誘引剤の設置場所や設置時期なども考慮しながら調査を進めていく予定だ。

スズメバチ駆除


外来スズメバチ捕殺器設置 生息確認の対馬に
 対馬市で日本での生息が初めて確認された外来種ツマアカスズメバチに対する捕殺器2個が、
同市美津島町で試験的に設置された。今後、市内全域に設置される予定で、
捕殺に有効な誘引剤の開発や、ツマアカスズメバチの分布状況、生態などの把握に生かされる。

 ツマアカスズメバチは体長2〜3センチ。
中国などに多く分布し、2012年、対馬市で確認された。
市には昨年、ツマアカスズメバチの巣があるとの情報が計56件寄せられた。

 捕殺器はスズメバチの生態に詳しい京都産業大の高橋純一准教授(分子生態学)が、
養蜂家らでつくる「対馬市ニホンミツバチ部会」(扇次男会長、約75人)と設置。
「据え付け型」(縦、横各約60センチ、高さ約15センチ)と「つるし型」(高さ約30センチ)の2個で、
いずれも中には誘引剤を入れている。今後、同部会や市などと協力し、
両型100個ずつを対馬全域に設置する。

 据え付け型は木製で、蜂蜜を蓄えさせる巣箱「蜂洞はちどう」の下に置く。
高橋准教授の設計で、箱型の引き出しの中にアルコールと砂糖などを混ぜてゼラチン状にした誘引剤を入れ、
周囲の穴からハチを誘う。中に入ったハチを餓死させたり、
誘引剤の付いたハチを巣に帰らせて巣への影響を検証したりする。
つるし型は、スズメバチ用のプラスチック製品。蜂洞近くの木の枝に取り付ける。
中にはアルコールと濃縮した果実を混ぜた誘引剤が入れられ、ハチを溺死させる。

 2個の捕殺器は同部会会員で養蜂を始めて15年という上野弘さん(69)の蜂洞に設置。
上野さんは「うちの蜂洞ではまだツマアカスズメバチは見ていないが、姿を見せるのは時間の問題。
捕殺器でツマアカスズメバチと巣を減らせればいい」と期待していた。

 高橋准教授は「ツマアカスズメバチに効果がある誘引剤を調べるとともに、
分布状況や生息個体数などのデータも集め、島の生態系を守る活動をしたい」と話した。

ツマアカスズメバチ対策


<4月>

スズメバチ:ジャワ原産の種が対馬に 強い繁殖力に懸念
 インドネシア・ジャワ島原産のスズメバチ「ツマアカスズメバチ」が、
長崎県の対馬に侵入し生息域を広げていることが、
九州大の上野高敏准教授(応用昆虫学)らの調査で確認された。
韓国・釜山から船便に紛れて入ったとみられる。
ツマアカスズメバチは繁殖力が強い上、ミツバチを捕食する性質があり、
養蜂業が盛んな対馬では影響が懸念されている。
上野准教授によると、外来のスズメバチが国内で確認されたのは初めてという。

 ツマアカスズメバチは体長3センチほどで、他のハチに比べて胴が黒っぽい。
上野准教授は対馬の住民から「見慣れないハチがいる」との情報を受け、昨秋現地調査した。
その結果、ツマアカスズメバチの中でも中国南部に多い種が、
対馬北部の海沿いや平野部で広範囲に生息しているのを確認した。

 ツマアカスズメバチは働きバチが多く、繁殖力が強いのが特徴で、アジア各地に幅広く分布。
韓国では貿易港の釜山に入り込み、在来のスズメバチを上回る勢いで爆発的に増えている。
この一部がフェリー航路のある対馬に渡った可能性が高いという。
繁殖状況から、2?3年前に入ってきたとみられる。

 対馬では今のところ、刺されて重篤な症状になるなどの人的被害はないが、
インドネシアや台湾などでは死亡例もある。
加えてツマアカスズメバチはミツバチを捕食する性質があり、
海外では養蜂業への被害が問題化。対馬でも被害が報告されている。
対馬市は住民に注意喚起し、これまでに確認できた56個の巣のうち人家に近く危険な30個を撤去した。

 上野准教授は植木や植物に巣やハチが付着したまま運ばれてくるなどして、
対馬や韓国にフェリー航路がある博多港(福岡市)などから九州本土にも上陸しかねないと指摘。
人口の多い都市部で繁殖すれば人的被害の危険性も高まるため、
福岡市や福岡県にも情報を提供し、注意を呼びかけることにしている。【青木絵美】

対馬で繁殖するツマアカスズメバチ


男子プロゴルファー、スズメバチ襲撃で池にダイブ プレー中
(CNN) 男子プロゴルフの欧州ツアーも兼ねる大会「マレーシアオープン」で18日、
14ホール目でプレーしていたスペインのパブロ・ララサバル選手(30)が突じょ、
「スズメバチ」の集団に襲われ、池に飛び込んで窮地を逃れる騒ぎがあった。
同ホールでバーディーを決めた後の災難だった。ララサバル選手は手当てを受けた後、プレーに復帰した。
欧州ツアーの公式サイトによると、複数の注射の治療を受けた。
同選手によると、顔に近づいたスズメバチ1匹を追い払った後、大群がたちまち現れ、
30〜40匹のスズメバチの襲撃を受けたという。
対処の仕方がわからず、キャディーの助言で無我夢中で走って逃げ始めた。
しかし、スズメバチの追跡は収まらず、他の選手の指図に従って池に飛び込んだという。
スコアを書き込んだメモ用紙を投げ捨て、靴を脱いで池に突っ込んでいた。
スズメバチの攻撃について「これまで送った人生の中で最も恐怖感を覚えた瞬間だった」と振り返っている。
医師や審判団の「気持ちを楽にしろ」などとの処置がなかったら、
とてもプレーを続けられる状態ではなかったと感謝している。
18日は第2ラウンドの試合日で、ララサバル選手は4アンダーの68でまとめ、
全体の25位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
同選手は「あのホールでまたプレーするのは本当に怖い。
結果がどうなるかわからないが出来るだけ早くホールでのプレーを終えたい」と述べている。
同大会はマレーシアの首都クアラルンプールで開かれている。

スズメバチに襲われて水の中へ逃げる


スズメバチ減へ「トラップ」 宮前区の県立東高根森林公園
 散策中にスズメバチに刺される危険を減らそうと、県立東高根森林公園(川崎市宮前区)で二十三日、
女王バチの数を減らすための「トラップ」が仕掛けられた。
公園ボランティアが園内の十四カ所の木々に設置した。 (上條憲也)
 公園によると、女王バチが巣作りを始めるのは五月ごろ。
一匹の女王バチを中心に営巣と産卵を行い、ふ化した働き蜂が秋に活発化する。
営巣前に女王バチの数を減らすことで、働き蜂の発生を抑えるという。
 トラップは手作りで、二リットルサイズの空きペットボトルの上部を二センチ角に切り抜き、
容器の三分の一に焼酎やジュースを入れた。
 匂いに引き寄せられた女王が穴から入り、出られなくなる仕組み。
 これまで来園者の被害報告はないが、職員が樹木の手入れ中に刺されたことがある。
公園の瀬尾克美さんは「全滅は自然の摂理に反するので、仕掛けは必要最低限にした。
人への被害がないようにしたい」と説明した。

スズメバチトラップ


アメリカの廃屋で人の顔に似た巨大なスズメバチの巣を発見
英紙「デイリー・ミラー」は26日付けで、米国のニュースサイト「Reddit」の
ネットユーザーCount Bubsさんが廃墟となった小屋で偶然に形が人の顔型に酷似した
巨大なスズメバチの巣を発見したと報道した。

スズメバチの巣は普通適当なものを支えにしなければならないが、
小屋で発見されたスズメバチの巣は木の彫刻を利用していた。
長い間にスズメバチは木彫りに目を彷彿させる2つの小さな穴と口のように見える一つの大きな穴をつくった。

「この木彫りを装飾品にすればいい」との声があったが、
「気温が上ると冬眠しているスズメバチが活発になる」との警告の声もある。
ハチの巣を叩いた時に何の反応もなく、Count Bubsさんは危険を全く感じていない。

人面のスズメバチの巣


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